art to hair(アールトゥヘアー)が教えます!!髪のうねりについて。〜その1〜
髪の毛のうねりのは2種類あります。2個の原因にあった改善法で今までよりまとまりやすい髪に近づけるはず!!
まずうねりは大きく分けると2つあります。1.先天性のもの 2.後天性のものがあります。今回は先天性のものの説明をします!
先天性のうねり
先天性とは遺伝のものです。両親ともにくせ毛もちの場合は、90%以上の確立で遺伝します。
毛根の形 コルテックスのバランス シスチン結合のずれ という3個の遺伝があります。
毛根の形
毛根がカーブしていたり、歪んでいたりすると髪はクセがついた状態で生えてきます。
くせ毛の強さは、毛根の歪みの角度が強いほどうねりが強くなります。毛根で毛はつくられ、つくられて間もない毛は柔らかいので毛根の形によって型押しされるのです。毛根の形の影響で、髪の断面の形も異なります。直毛の人は髪の断面が正円に近い形をしていて、どの断面もほぼ同じ形をしています。くせ毛の人の髪の断面は歪んでいて、断面によって形もそれぞれ異なります。
コルテックスのバランス
コルテックスと聞いてわかる方が少ないのでわかりやすいように髪の毛をお寿しのかっぱ巻きにたとえて説明します。
海苔の部分がキューティクルで、きゅうりがメデュラという髪の中心部、ご飯がコルテックスという髪のしなやかさや強さを生み出すもとです。
このご飯の部分のコルテックスという部分には性質が違う2種類のものが混ざっています。これがバランスよく混ざっていると髪の毛は直毛ですが偏っているとクセの元になります。
シスチン結合のずれ
髪の毛の内部には鎖状の結合があります。これがずれることによってうねりになります。このずれが大きいほどくせ毛は強くなります。わかりやすく説明すると、シスチン結合によるくせ毛は「洋服のボタンのかけ間違え」と同じようなものです。
美容室などのパーマは、このシスチン結合を利用しています。薬剤などでシスチン結合による真横のつながりを一度切り離し、再び斜めに結びつなげることで、くせ付けをしています。